JA山形もがみ産 青果物出荷カレンダー

稲作情報
水稲

今年度は融雪の遅れにより播種・移植作業が例年より遅くなりましたが、出芽以降の寒暖の差が小さかったため、全般に育苗障害の発生は少なかったようです。活着は全般的に良好であったが、5月の台風により一部に植え痛みが発生しただけで、順調に育成しました。病害虫については、葉いもち、紋枯病、稲こうじ病などの発生は少なかったが、斑点米カメムシ類の発生が多く確認されました。刈取り時期の9月中下旬に降雨が続いたことから、刈取り盛期は多少遅くなりました。作柄診断圃の調査結果では、穂数がやや少なく、一穂籾数は平年並み~やや多く、㎡当たり籾数は平年並みとなった。登熟も良好で収量は平年並みとなったが、一部移植時期が遅れた圃場では穂数が少なく、平年を下回った。
最上地域全体の米の品質は(10月末現在)、1等米比率は管内JA計で87.0%(うるち89.6%、もち60.8%)となっており、昨年に比べ20%程度品質は向上した。主力品種「はえぬき」では1等米比率93%となっているが、カメムシによる部分着色が多かった「あきたこまち」は80%、9月上旬の台風による茶米の発生がみられた「つや姫」では83%となっている。
園芸・畑作情報

たらの芽
今年の生育概況は、豪雪による融雪遅延、夏場の継続的な高温・乾燥状態にゲリラ豪雨の影響もあり例年より枝長が50cm位短く、節数は5節程度短い状況となっています。刈り取った穂木は、順調に生育した健全な穂木と充実不足の穂木とに区分し、健全な穂木のみを使用します。保管は、雨・雪が直接当たらない場所に立て置きし、乾燥しないようシート等で覆って保管します。順次促成開始となりますが、環境を清潔に保つことが、促成中の腐敗をなくす第一歩です。萌芽促進のため、ジベレリン水溶剤の使用が可能ですが適正使用基準を遵守しましょう。品種毎の温度管理は、「蔵王系」では伏せ込み後3日程度まで日中・夜間とも20℃一定、芽揃期以降日中・夜間とも15℃一定管理とします。「あすは」等ボリュームのでる品種は、伏せ込み後、日中20℃、夜間18℃、芽揃期以降は日中15℃、夜間18℃、収穫期は日中15℃、夜間10℃の変温管理とします。適切な促成管理を実施し高品質なたらの芽生産に努めましましょう。

うるい
今年の生育概況は、気象的な要因(融雪遅延、干ばつ、豪雨等)が大きく影響し、例年に比較し株の充実はやや不良となっています。株堀上げ後、促成前の気温が高くなると、保存中に芽が動き、促成用の株としては商品価値が下がりますので十分に注意しましょう。促成開始時期の目安は、11月1日以降、8℃以下の積算時間で900時間を超えたら促成の開始時期となります。例年12月25日頃が促成開始時期となっています。うるいは、休眠打破のために十分な低温遭遇時間の確保が重要です。適切な促成管理を実施し高品質なうるい生産に努めましょう。
きのこ情報
全国キノコ食味&形のコンテストin鮭川村
茸No.1を決める『全国キノコ食味&形コンテスト』が10月8日(土)に鮭川村農村交流センターで開催されました。今年で2回目となるこのコンテストでは、国内産キノコの「美味しさ」「安全性」「キノコ料理の健康パワー」等を広くPRし、商品価値の向上と消費の拡大を図る為、県内外から自慢のキノコ(原木部門:シイタケ、マイタケ・菌床部門:シイタケ、マイタケ、エノキ、ブナシメジ、エリンギ、ナメコ)が出品され、食のプロによる食味と形の審査が行われました。
コンテスト受賞者
◇原木部門◇
マイタケ▽最優秀賞=阿部英勝(鮭川) ▽優秀賞=高橋洋勝(鮭川)
シイタケ▽最優秀賞=高橋民雄(鮭川) ▽優秀賞=高橋洋勝(鮭川)
◇菌床部門◇
エノキタケ▽最優秀賞=松島伸行(長野・飯田) ▽優秀賞=荒川喜一(戸沢)
ブナシメジ▽最優秀賞=荒木淳一(鮭川) ▽優秀賞=伊藤敏光(長野・下條)
マイタケ▽最優秀賞=荒木喜美蔵(鮭川) ▽優秀賞=荒木正人(鮭川)
シイタケ▽最優秀賞=黒沼篤(鮭川) ▽優秀賞=佐藤順一(鮭川)
エリンギ▽最優秀賞=早坂春好(鮭川)
ナメコ▽最優秀賞=荒木良一(鮭川) ▽優秀賞=田中豊(鮭川)
◇特別賞◇
▽県知事賞=荒木淳一(鮭川) ▽県最上総合支庁長賞=高橋洋勝(鮭川)
畜産情報
雪もちらつく季節になりました。水道管の凍結等により飲み水が制限されると食い込みが悪くなったり、その後の多量な飲水により下痢につながる恐れがあります。本格的な冬到来の前に凍結防止策を講じましょう。子牛の絶対的頭数の不足から子牛のセリ価格については堅調に推移していますが枝肉価格については若干の低迷が続いています。こういう時こそ質量兼備の優良な子牛を生産し繁殖農家も肥育農家も儲かるような経営を目指しましょう。
※本年度から口蹄疫等の伝染病に対する農家レベルでの予防対策措置が義務付けされました。また、隣国の韓国では未だに口蹄疫の発生が散見されます。踏み込み消毒槽の設置や農場周辺への消石灰の散布、関係者以外立入り禁止の徹底等の対策を今までどおり油断せずに行いましょう。











